

大注目の映画実写版「アラジン」観てきました!!
Contents
映画「アラジン」の基本情報
1992年に「千夜一夜物語」の「アラジンと魔法のランプ」をアニメ映画化し、大ヒットさせたディズニーが「アラジン」を今度は実写リメイク化!!
豪華キャスト陣に加え、アニメでもジーニーの吹き替えを担当した山寺宏一さんが吹き替えを継続!「ラ・ラ・ランド」「グレイテスト・ショーマン」チームによる新曲も加わりパワーアップした実写版「アラジン」に要注目です!!
あらすじ
ダイヤモンドの心を持ちながら、本当の自分の居場所を探す貧しい青年アラジンが巡り合ったのは、王宮の外の世界での自由を求める王女ジャスミンと、 “3つの願い”を叶えることができる“ランプの魔人”ジーニー。
果たして3人はこの運命の出会いによって、それぞれの“本当の願い”に気づき、それを叶えることはできるのだろうか──?
キャスト・スタッフ情報
キャスト
アラジン:メナ・マスード
(吹き替え:中村倫也)
ジャスミン:ナオミ・スコット
(吹き替え:木下晴香)
ジーニー:ウィル・スミス
(吹き替え:山寺宏一)
ジャファー:マーワン・ケンザリ
(吹き替え:北村一輝)
イアーゴ:アラン・テュディック(声)
(吹き替え:多田野曜平)
サルタン:ナヴィド・ネガーバン
ダリア: ナシム・ペドラド
(吹き替え:沢城みゆき)
アンダース王子:ビリー・マグヌッセン
(吹き替え:平川大輔)
ハキム:ヌーマン・アチャル
ラズール:ロビー・ハインズ
スタッフ
監督:ガイ・リッチー
脚本:ジョン・オーガスト/ガイ・リッチー
製作:ダン・リン, p.g.a./ジョナサン・アイリック, p.g.a.
製作総指揮:マーク・プラット/ケヴィン・デラノイ
撮影監督:アラン・スチュワート
プロダクション・デザイン:ジェマ・ジャクソン
編集:ジェームズ・ハーバート
衣裳:マイケル・ウィルキンソン
音楽:アラン・メンケン
作詞:ハワード・アシュマン AND ティム・ライス
新曲作詞:ベンジ・パセック AND ジャスティン・ポール
作曲:アラン・メンケン
音楽プロデューサー:マット・サリヴァン
本編映像
DVD/Blue-ray/配信情報
DVD/Blue-ray
配信情報
ネタバレありの感想
上映終了直後の感想ツイート
予告ではジーニーがウィル・スミスにしか見えない…って感じでしたけど完璧にジーニーでした!!アラジン役のメナ・マスードさんの身体能力高すぎて動きキレッキレでしたし、時代に合わせてなのかアニメ版と少し中身が変わっているのも良かったです#アラジン
— むつき (@mutsuki_katari) 2019年6月7日
アレンジされパワーアップされた音楽と圧倒的なCG
アニメ版アラジンでもお馴染みの素敵な楽曲たちがよりゴージャスにパワーアップしていました。
「あーこれこれ」と懐かしい気持ちになりつつも「あれ?ちょっと違う」という気持ちになり、そこからスクリーンいっぱいに広がる圧倒的なCGの美しさ…
アラジンが新しくなって現代に蘇ったと感じることができました。
新しく加わったダンスシーンや音楽によりアラジンはミュージカルエンターテイメント映画になったと言っても過言ではないでしょう。
基本ストーリーはアニメと同じ。でも一部変わったところも…
物語の基本的な流れは90年台のアニメ版とほぼ同じでした。
ジーニーのハイテンションなトークやギャグ、アニメでもあったら魔法の力で目まぐるしく変化する背景などしっかり再現されていたのが素晴らしかったですし、予告映像などで散々「ジーニーじゃなくてウィル・スミスじゃねーか!」という声も多かったですが…映画アラジンのジーニーは紛れもなく私たちが知るあのジーニーでした。
実写版アラジンでは王女ジャスミンの性格が近年の時代に合わせてアニメ版よりもより勇ましく、強い女性になっていることも印象が強かったです。アニメ版のジャスミンも物事をはっきり言う性格でしたが本作のジャスミンは「自身が国のため、民のために国王」になることを望んでいたことがよりいっそう90年代と現代との違いを感じましたし、そんなジャスミンを応援したい!と思いました。
また、今回はジャスミン王女に侍女ダリアが加わっており彼女がとても良い味を出しています。
意中の相手から誘いを受けるのですが、本当は手放しで喜びたいのに「少しお待ちを」と扉をしめてその喜びをジャスミンと共に分かち合うのが最高に可愛かったです。
字幕版と吹替版だったらどっちがおすすめ?
字幕には字幕の良さ、吹き替えには吹き替えの良さがもちろんあります。
特に、私の場合はジーニー=山寺宏一さんの声という方程式がどうしてもあるので山寺さんのジーニーを観に行くために吹替版を観に行くのももちろん大アリだと思います。
また、ジャファー役の北村一輝さんは期待通りに第一声と共に「悪い声だ~~~」と思わせてくれましたし、ジャスミン役の木下晴香さんのホール・ニュー・ワールドは高音がとてもキレイに出ていて素敵でした。
ただ、ホール・ニュー・ワールドなど名曲は字幕版の方がより一層、感動出来るなと感じたのも事実です。
イマイチに感じてしまった点
ジャファーとイアーゴがアラジンにとっての敵になるわけですがこの2人(1人と1匹)の悪役としての存在感やイアーゴがそこそこ喋れるオウムという存在で止まってしまったのは少し残念でした。
ジャファーが国王を魔法で操って国を乗っ取ろうとしていることは描写されているのですがラスボスというよりは中ボスくらいの存在感で収まってしまったこと、ジーニーの魔法で強大な力を得ますがアニメのような蛇に変身するなどがなかったのは少しさみしかったです。
せめてジャファーとアラジンとで、もう少し駆け引きややり取りがあるとそのあたりも感じることが出来て良かったのになぁとは思いました。
アラジン(実写版)感想まとめ
アニメ版をベースに新しいアラジンになっていて、新鮮な気持ちで楽しむことができました。
もちろん、アニメ版のファンにとっては「こんなのアラジンじゃない!」と思ってしまう方もいるかもしれませんが、アニメの良いところも継承しつつ楽しめる作品になっていたと思います。
私個人としては吹き替えも字幕も両方おすすめします。
山寺宏一さんのジーニーが聞きたい!という方、音楽でより感動したい!どちらの方面でも楽しむことができると思いますし、ウィル・スミスさんの歌もかなり良いです。