

X-MEN:ダーク・フェニックスを観てきましたー!
Contents
X-MEN:ダーク・フェニックスの基本情報
あらすじ
特殊能力を持った者たちで結成されたX-MENは、人類と共存し平和を守っていた。そんなある日、主要メンバーのジーン・グレイが宇宙でのミッションの事故によって謎の光線を浴びてしまう。それによって、彼女の中の最強のダークサイド”ダーク・フェニックス”が覚醒することに。
強大なパワーを持つ”ダーク・フェニックス”となったジーンは、彼女を制しきれない仲間たちから孤立していく。そんなジーンを理解する仲間たちは彼女を救おうと手を差し伸べるが、彼女の解き放った力が思いがけない悲劇を引き起こしてしまう…。
取り返しのつかないことをしてしまったジーンの心を、さらに侵食するダーク・フェニックス。そんな彼女に近づいてくる謎の女。地上の全生命体を滅ぼしかねない最強の力は、ジーン自身にもコントロールできず暴走。
プロフェッサーXの旧友にして宿敵のマグニートーでさえ、彼女を止めることはできなかった。絶体絶命の危機が迫る中、危険視され、高速されるX-MEN。世界の滅亡を止めるため、仲間だったジーンを殺すべきか否かで意見を対立させる彼らが、最強と化した彼女に立ち向かう術はあるのかーー。
キャスト・スタッフ情報
キャスト
ダーク・フェニックス/ジーン・グレイ
ソフィー・ターナー
プロフェッサーX/チャールズ・エグゼビア
ジェームズ・マカボイ
マグニートー/エリック・レーンシャー
マイケル・ファスベンダー
ミスティーク/レイブン
ジェニファー・ローレンス
ビースト/ハンク・マッコイ
ニコラス・ホルト
サイクロップス/スコット・サマーズ
タイ・シェリダン
ストーム/オロロ・モンロー
アレクサンドラ・シップ
クイックシルバー/ピーター・マキシモフ
エバン・ピーターズ
ナイトクローラー/カート・ワグナー
コディ・スミット=マクフィー
セレーネ
コタ・エバーハード
アリキ
アンドリュー・ステリン
謎の女
ジェシカ・チャステイン
スタッフ
監督
サイモン・キンバーグ
製作
サイモン・キンバーグ/ハッチ・パーカー/ローレン・シュラー・ドナー/トッド・ハロウェル
製作総指揮
スタン・リー/ジョシュ・マクラグレン
脚本
サイモン・キンバーグ
撮影
マウロ・フィオーレ
美術
クロード・パレ
衣装
ダニエル・オーランディ
編集
リー・スミス
音楽
ハンス・ジマー
視覚効果監修
フィリップ・ブレナン
本編映像
DVD/Blue-ray/配信情報
DVD/Blue-ray情報


配信情報
X-MEN:ダーク・フェニックス ネタバレありの感想
まず最初に…決してつまらない作品というわけではないです
本国アメリカの報道で100億円を超える赤字になってしまうそうな勢いのX-MEN:ダーク・フェニックス。日本のX-MENファンや映画ファンの間でも「思っていたよりも面白くなかった」「台無し」「非常に残念…」となかなかの酷評っぷりですが、決してつまらさい作品ではなかったです。
アクションシーンも非常に良かったですし、X-MENが大統領から直接助けて欲しいと頼まれるくらい信用される立場になったんだなと感じることができたことや、チャールズとエリックの関係がやっと戻れたこと、マグニートが地下鉄を引っ張り出すシーン、劇中の音楽など、良い場面もたくさんありました。
恐らく本作が序章、もしくは第二章という形であればここまで酷い評価にはならなかったと思います。
なにがそこまで評価を下げる原因となったのか
私が一番「えっ!?」と感じたのはレイヴンの扱い方です。
ファイナルエディションでの扱いもひどかったですけど…今回も最後の最後でそんな雑に退場させるのってちょっと酷いんじゃない??と思ってしまいました。
最初はぜんぜん未熟だったのに今ではチャールズよりもリーダーらしく行動している彼女を…ここまで立派に成長した彼女を退場させるならもう少し良い見せ方はなかったのかな…と…。結局、レイヴンは殺される為にだけに存在していたのかなと思いましたね…
また、過去作との矛盾や、伏線の未回収、クイックシルバー再骨折…
X-MENシリーズって地球上での出来事がずっとメインだったわけですけどこれで最後!という作品で突然、宇宙での物語に変わってしまい、さらには宇宙人だったりが出てきてと…
先程も記述しましたが、続きがあるよ!であればむしろ面白い作品、続きが気になる作品で終わったと思うんですが、これで終わりだよ!と言われても…ねぇ…というのが正直なところでした。
X-MEN:ダーク・フェニックスの感想まとめ
- 決してつまらない作品ではない
- 序章、もしくは第二章なら良作
- アクションシーンや音楽は良かった
- シリーズファンにとっては感動するシーンもある
- レイヴンを雑に扱いすぎ
- クイックシルバーまた骨折なの…
- 突然、舞台も敵も宇宙に
これまでのX-MENシリーズで制作兼脚本として参加していたブライアン・シンガー監督が原作コミックで一番好きなエピソードでメガホンを取ったということもあり、ファンにとっても個人的にも非常に楽しみな作品だったのですが…ちょっと残念な部分の減点が大きく出過ぎてしまったと思います。
本作で最後!と煽られていましたがX-MENシリーズ自体の人気は非常に高いですし、ディズニーに吸収されたこともあるので数年後にリブート作品として新生X-MENをまたスクリーンで観ることが出来るのではないでしょうか?